もしあなたが夫の不倫を疑っているのなら、その問題に向き合うか向き合わずにやり過ごすかを決めましょう。もしあなたの心が耐えられるのなら、何も探らずに今まで通りやり過ごした方が平和かもしれません。
うやむやにしたままでは自分がボロボロになりそうなら、しっかりとその問題と向き合いましょう。
あなたが夫の不倫を疑っていて、白黒はっきりさせる覚悟を決めたなら、これから紹介する「妻がとるべき行動」を参考にしてみてください。
行動1:冷静になる
不倫を疑っているあなたはきっとショックで頭が真っ白になっているでしょう。そんなとき、感情にまかせて何かをしても失敗に終わります。
まだ不倫を「疑っている」段階で不確かな状態なのです。あなたと家庭のために、まずは一旦落ち着きましょう。そして、これから直面するかもしれない辛い状況について心構えをしてください。
行動2:証拠収集
まず、本当に夫が不倫しているのかを確認しなければなりません。もしあなたの勘違いだった場合、本来壊れなくて済んだはずの信頼関係を壊してしまうことになります。
夫の携帯、所持品、SNSの書き込み、カードの明細など、あらゆる物をチェックします。ここで証拠が見つからなかったときは夫を信じるしかありません。もしあなたが夫と別れるつもりなら、見つけた証拠は慰謝料請求や夫が離婚に応じない場合に役立つ資料になるので、大事に保管しましょう。
行動2:夫と話し合う
不倫の証拠を掴んだら夫と話し合う機会を持ちましょう。夫に不倫をしているか聞いてみるのです。
きっと否定するでしょうから、そのときは証拠を出すしかありません。あなたが夫の所持品等を探ったことはバレてしまうのであなたも責められてしまうと思いますが、「不確かなことについてあなたを責めることはできなかったから」とか、「証拠がなければあなたは認めないでしょ?」など、あなたが本当に思ったことを伝えればいいのです。そのうえで、あなたが夫とやり直したいと思っているのなら、それを正直に伝えてしっかりと話し合いましょう。
駆け引きとかカマかけなどは問題をこじらせるだけなので一切抜きでいきましょう。不倫相手の女性がどんな人なのか、どこで知り合ったのか、どれくらい付き合っているのか、不倫のきっかけは何だったのかなど、順を追って事実関係を聞き出しましょう。あなたが夫と離婚するつもりなら、ここで離婚に向けて話し合いましょう。
行動3:不倫相手の女性と話す
夫が不倫を認め、やり直す方向で話し合いが進んだなら、夫・不倫相手・不倫相手の夫・弁護士などと話し合いの席を設けましょう。関係者を巻き込んで、その面前で金輪際不倫を続けないことを約束させるのです。
万が一約束を破ったときのペナルティについても決めておきましょう。ここで決めた約束はしっかり書面に残しておきましょう。弁護士などのプロに任せると心強いですよ。
このようにおおごとにすることで、不倫はバレると心労が多く大変恥をかくということを覚えてもらいましょう。2度目の不倫を予防するのに役立ちます。
行動4:物理的に離れさせる
夫と不倫相手が近くに住んでいる場合は思い切って引っ越してしまうのも手です。物理的に不倫相手と会いにくくしてしまうのです。あなたの気持ちの切り替えにも一役買ってくれるでしょう。
不倫をしないと約束させても、街で偶然会ってしまう心配が付きまとうのは精神衛生上良くありません。この行動は、あなたが不倫の証拠を掴めなかったけれどスッキリしないという場合にも使えます。強引な手段ですが有効です。
行動5:自分も反省する
不倫をした夫が悪いのは当然です。しかし、ただ相手ばかりを責めるだけでは夫婦関係は改善しません。
夫を思いやれていたか、コミュニケーションはとれていたか、女を捨てていなかったかなど、あらゆる角度から自分を客観的に評価してみましょう。あなたも歩み寄って一緒に努力してくれている姿勢を見せることで、夫も心から反省し不倫したことを悔いてくれるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
一度抱いてしまった不倫の疑いは夫婦関係に溝を作ってしまいます。あなたが問題に向き合って夫とやり直そうとしても、その過程で大きく傷つくこともあるでしょう。知らずに済んだことを知って辛い思いをすることもあるでしょう。夫とやり直すと決めたのなら覚悟を決めて強く進まなければなりません。
でも、途中で無理だと思ったなら意地にならずに別の方向を選んだって良いのです。一番大事なのはあなた自身です。冷静さを失わずに、頑張りすぎない程度に行動してみてください。